ラテの脾臓の腫れその後とリンパ腫

7月の健康診断で脾臓の腫れが見つかったラテ。その時のエコー検査の画像によると大きさは1.8×1.5センチ。その後経過観察ということで、9月末にチェック。その時は2.0×2.4センチと大きくなり、その後はマメに検査して大きくなるようなら手術して取りましょう、ということになってました。10月初旬は1.9×2.5でほぼ変わらずだったので、再び経過観察に。で、10月末にチェックしたところ、通常の大きさに戻っていました。

ということで脾臓の腫れは引き、一件落着…でもないか、原因がわかりませんでしたから。とりあえず脾臓は治ったということに。ところがこの日に別のトラブルがあることが発覚。ちょっと長くなりますが、日付を追って書いてみます。

10月28日(土)
病院での触診でリンパ節の腫れを確認しました。左前肢つけ根(腋)のリンパ節が腫れていました。更に左後肢のつけ根(鼡径部)も。この日は私は仕事で一緒には行ってないので、ダンナからの話と獣医さんと電話で話したことからこの記事を書いてます。触診で腫れを確認したあと、エコーでも確認。更に血液検査と針で組織の一部を採取しての生検を行いました。血液検査の結果はまるっきりの健康体。白血球の量も多くないし、肝臓の数値も正常、低血糖の症状もありません。生検もフェレットのリンパ腫に多く見られるリンパ芽球というリンパ球の大型のものはごく少量。ほとんどが小リンパ球のみ。人間だと首から上と下でリンパの枝が交差していて、腫れは右と左になるそうですが、フェレットだと上半身と下半身で逆になるそうです。ですが、ラテの場合は両方とも左側。この時点での獣医さんの診断はリンパ腫としてもあまり悪性でないタイプ、もしくは感染症というもの。でも感染症にしては他の症状が一切ないのが不思議。ってことで、週明けに私と打ち合わせをして、手術日を決め、後肢のリンパ節を摘出して専門機関に生検をしてもらうことになりました。針による生検の場合、たまたま悪い部分が採取できなかったということもありますので。

10月30日(月)
左前肢腋のリンパ節がもっと大きくなっていました。左後肢は変わらず。電話して手術日は週末の土曜日に一旦決めてましたが(この日までスケジュールが空いてなかったんです)、念のため木曜日に行って、手術のキャンセルがあればその日にしてもらうことに。

11月2日(木)
行きましたがキャンセルは出ず。その代わり、資料をいくつも見せてもらって、針による生検の画像を見せてもらい、詳しい説明と、可能性のある病気の説明をしてもらいました。多分リンパ腫だろう。けれどリンパ球の種類からすると、低悪性のリンパ腫だろうという所見でした。この日、更に左脇腹奥のリンパ節がいくつかまだ小さいけれど、腫れていることがわかりました。

その日の晩、深夜の食餌タイム及び放牧タイムで、ラテの股間を見たところ、大きく腫れ上がってました。昼間の診察から約12時間後、肛門と性器の間に2センチぐらいの腫れができてました。毛の薄いところなので、ピンク色の腫れが生々しいです。触るとコリコリした感じ。痛みはないようです。おしっこもうんちも普通にしていたので、排尿困難で尿毒症…という可能性は低かったので、朝になってから緊急連絡先に電話することに。

11月3日(祝)
祝日で休診日でしたが、電話連絡をして時間外で診ていただきました(獣医さんは病院にいました)。1日で大きく腫れた患部に獣医さんもびっくりしてました。リンパ節の腫れかどうか、すぐには判断ができないけれど、排尿排便困難を恐れ、生検前だけれど、リンパ腫と仮定して治療を開始することになりました。この日は獣医さんひとりしか病院にいなかったので、手術はできないということで、注射の投薬のみに。注射したのは抗生剤(バイトリル)、ステロイド剤、酵素(L-アスパラキナーゼ)の3種。アスパラキナーゼは抗ガン剤に使用されるアスパラギンを分解する酵素です。アスパラギンはアミノ酸の一種で、腫瘍の栄養になってしまうそうで、アスパラキナーゼを加えると、アスパラギン酸とアンモニアに分解されます。獣医さんの言葉によるとこうして腫瘍に栄養を与えないことで「兵糧攻め」にするのだそうです。副作用はほとんどないということでした。この日は今度は右後肢鼡径部のリンパ節が少し腫れてるのがわかりました。

夜にチェックしたところ、股間の腫れはややしぼみ、右前肢腋の腫れも小さくなってました。本当ならば、薬は1種類ずつ与えて、どれが効果があるのかを見た方がよかったようです。けれどラテの場合、あまりに急激にリンパ節が腫れること、股間の腫れが尿管や膀胱を圧迫して排尿困難になる恐れがあったこと、同時に複数の箇所のリンパ節が腫れたことなどから、いっぺんの投与になりました。また、手術前日なので薬を投与しても生検には影響はないというお話でした。

11月4日(土)
予定通りリンパ節の生検のための摘出手術をしました。前日の薬がかなり効き、朝見た時、昼病院で、と時間が経つほどにお尻の腫れは小さくなり、腋や鼡径部のリンパ節も小さくなっていました。その効果は獣医さんが「検査できると思いますが…」と戸惑うほどでした。薬が効いたのです。薬は抗生剤と抗ガン剤とステロイド。抗生剤の効果がこんなに早く出るとは考えにくく、抗ガン剤かステロイドが効いたことになります。つまりやはりリンパ腫で間違いないようです。どのようなリンパ腫かは生検の検査結果でわかると思います。

薬が効いたため、血中内に肥大したリンパ節が縮んで溶けて流れ出たものがないかのチェックするため、血液検査(カルシウムやカリウムなどの)をしました。通常値で腎臓や肝臓が正常に動いていることがわかりました。一旦ラテを預けて帰宅。夕方迎えに行きました。

b0025926_1523091.jpg夕方迎えに行くと、麻酔がまだ残っているのか、ぼーっとした状態でした(笑)。予定通り後肢鼡径部のリンパ節を摘出。3針縫いました。見せてもらいましたが、触診した時に思ったよりも大きかったです。これなら十分検査できるというお話でした。最後にもう一度採血。原因不明の脾臓の腫れ、急なリンパ節の腫れを考え、念のためにADV検査をすることに。まず違うとは思うけれど、ひとつひとつ可能性を消して、きっちりした治療を行うためということでしたので、同意してお願いしました。


b0025926_15276.jpg1週間後に抜糸ですが、その前に注射したL-アスの効果が切れると思うので、リンパ節が再び腫れてきたらすぐに病院に行く予定です。それまでは化膿止めの抗生剤とステロイドを日に2回。抗生剤はバイトリル大嫌いで大暴れをするので、イチゴミルク味(笑)の抗生剤を処方していただきました。無事に飲みました。昨日今日、通常よりは落ちるけれど、そこそこ食欲はあり、ドライフードも手作り食も食べました。遊びたがってましたが、夕べはちょっと放牧したら傷口から体液がじわっと漏れたので、収容。しばらくは個室ケージで静養です。右腋のリンパ節は腫れてますが小さいです。股間の腫れは外からはもう腫れがわからないぐらいに戻りました。排便排尿は通常通り。


生検の結果が出たら治療方針が決まります。それまでピリピリせず、でも必要そうな知識を仕入れにあちこち回ってみます。



b0025926_3251512.jpg木曜日の深夜に撮った写真です。ぱつんぱつんに腫れてました。


b0025926_3253354.jpgピンクの腫れの下にあるへこみは肛門です。翌日には際まで腫れたので肛門がややめくれてました。病院でもたくさん写真を撮られてました(^^;)。

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by amica_c | 2006-11-05 15:06 | Health


我が家のフェレットのニコ、ラテ、ジュリ、ロビー、バティ、アルの6匹の日々の日記です。mixiの日記のフェレット記事を共有中。


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